朝の出来事

通勤途中の電車内で、隣(推定50代、管理職または自営風の、規模の小さめの企業の中で中途半端に偉くなった風味)とそのまた隣の男性同士(推定30〜40代(以下、推定30代)、スーツ系サラリーマン)が、小競り合いをしだした。
聞くとはなしに聞こえてくるのは、推定50代の男性の座り方に問題があり、それを少し気をつけてもらえないか?と推定30代がお願いしたことらしい。推定50代は「俺は何も悪くない。文句言うお前が悪い。」状態で、最近の乗車マナー事情を説明しようとした推定30代の手が少し腕に触れただけで、「手を出した。警察へ行こう。」などと言い出したり、聞こえるような独り言で文句を言っていた。
穏便に済ませようとしていた推定30代も、さすがに怒りが表に出そうになりつつも、相手にするだけ馬鹿だと思ったのか、最後は言うのを諦めたようだった。
反対側の隣にいた私としては、悪いのは推定50代である。足を広げ、背もたれにどかっと体を預け、乗車マナー啓発ポスターなどに取り上げられる悪い例そのものだった。
推定50代の部長クラスなどの中間管理職世代に多いのだが、社内の階級が社外でも有効だと思うのか、社外の第三者でも俺様に従うはず、若いやつと女性は問答無用的な古く勘違い思考の持ち主が多い。本人に自覚が無いからなお性質が悪い。