ドメイン名の登録と DNS サーバの設定に関する注意喚起(IPA)

マイクロオリーブ実験写真

http://www.ipa.go.jp/security/vuln/20050627_dns.html
この件で、セキュリティホールmemoサイト上で、「別ドメインを NS 指定するのはやめませう」というコメントがあり、それに対して、異議が挙げられている。
引用されている部分はともかく、言葉だけからみた「別ドメインを NS 指定する」ケースとして一番分かりやすい、というか、陥りやすいのは、公開サーバを持つ人(または会社)が、primaryは自ドメイン、SecondaryにISPの指定するネームサーバを利用して運用しているケースだと思う。
固定複数IP接続契約を結んで公開サーバを運用する場合や、ハウジングやホスティングサービスを利用すると、ISPがSecondaryや逆引きを引き受けるサービスがある。
「別ドメインを NS 指定するのはやめませう」と、有名サイトで有名な方の意見、となれば、鵜呑みにしてしまう人が出る危険性がある。大学のように、複数回線、広範囲でアドレスを保有している環境*1であれば別だが、一般企業は、/28,/29で運用しているケースが多いと思う(ISPが提供する一般的なサービスがそれくらいなので)

*1:大学のアドレスは見直すほうが良いと個人的には思っている