住基ネット情報流出

色々漏れているので出ているだろうと思ったけれど、やっぱり。
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/computing/news/20060328org00m300080000c.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060329-00000009-mai-soci

総務省から15日に同町に通報があり、調べた結果、流出が分かった。しかし「調査のため」などとして、公表は28日にずれこんだ。また、ウィニーによる公的機関からの情報流出が社会問題となっていたが、同町では今回の問題が発覚後の15日になって、職員に情報の持ち出しやファイル交換ソフトの使用を禁止した。
 午来昌町長は会見で「現時点で、情報の不正使用等の事実は確認されていない。当事者に多大なご迷惑をかけ、心からおわびしたい」と陳謝した。しかし、町幹部は毎日新聞の取材に対し「住基ネットのパスワードが出たことがそれほど重要なこととは思わなかった」と認識不足をあらわにした。
(毎日新聞取材)

住基ネットって、小さな町では職員のスキル的にも運用は厳しいと思いますが、市町村レベルの環境だと物理的にもすごく危うい環境にあるので怖いです。(わかる人は執務スペースの配線をみればなんとなく想像つくはず)でも「パスワードは大事なものだ」という専門知識がなくても「なんとなくそんなものだ」という教育はできるはず。
住基ネットこそ、四半期ごとのセキュリティ監査や、担当者(複数)への継続的な教育や専門技官採用などが必要だと思う。SIerなんてあてにしてはいけません。