千里眼ミドリの猿 完全版

読了。
ODA(政府開発援助)の支援先検討のため、政府の派遣団の一員として、現地に向かった岬。
彼女はそこで、内戦といいながら実は弾圧の続く現状、虐げられる現地の人を発見し、怒りのあまり行動に出る。この行動がのちに、中国との間に一触即発の緊張状態を招く。
一方で、ある女子高生が、公安の策略で世間から抹殺されそうになった。偶然遭遇した嵯峨や岬の調査で、事件の裏に、「緑色の猿」が関与していることが明らかになってくる。
何かに導かれている・・と感じた岬と嵯峨は、事件の真相に迫っていく。