ST警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル

ST(警視庁科学特捜班)のメンバーで、医師免許を持ち、法医学が専門の赤城を軸に進むストーリー。
赤城が担当した、民事の医療裁判の原告が、今度は刑事裁判を起こした。
事件の舞台は、赤城が研修医時代に勤務していた大学病院だった。
薬剤アレルギーによるダメージ(SJS スティーブンス・ジョンソン症候群/Stevens-Johnson症候群/SJS(皮膚粘膜眼症候群)、TEN(Toxic Epidermal Necrolysis / 中毒性表皮壊死症 / ライエル症候群(Lyell syndrome)))で命を落とした患者の治療は適切だったのか。
民事で敗訴しているため、刑事での逆転は難しいと思われたが、STメンバーの様々な分析と、所轄署の経験に基づく捜査で、真相が明らかにされていく。

ST警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル (講談社文庫)

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