普通救命講習修了

無事終了証をもらえました。←変更があったりするので、定期的に再受講をしたほうが良い。
講師は現役救急隊員の皆さん(含む救命救急士)。
初期段階での救命作業の重要性のビデオとお手本を見た後、複数の班に分かれて、ロールプレイ。
全員が、人形相手に、意識確認→気道確保→呼吸確認→人工呼吸→心臓マッサージ(→AED)の一連の作業を行い、講師がポイントを指摘・解説していくスタイル。

確認ポイント

  • A・・・意識
  • B・・・呼吸
  • C・・・心拍

心臓マッサージのポイント

  • 血液による感染の危険があるので、出血がある場合は、人工呼吸よりも心臓マッサージを。
  • 応急処置が出来る人間であること、処置中であることをアピールするためにも、回数をカウントする際など声を出す。(異性に対して行う場合は特に)
  • 心臓マッサージの位置は、乳頭を結ぶ線とおへそからの線の交わるあたり。1分間に100ぐらいのリズム。
    曲でいえば
  • 腕はまっすぐ。できれば相手(心臓マッサージされている側)の顔を確認しながら。(呼吸再開しているかもしれないので)
  • 結構疲れる

AEDを使う場合のポイント

  • ガイダンスに従う。(従えば誰でも使える)
  • パッドを貼ったら全員離れる。家族など同行者が動揺してすがりついている場合があるので、離れてもらう。(AEDが心拍を解析するので、誰かが触れていると正常な計測・解析が出来ない。)
  • パッドは心臓を挟むように貼る。(ガイドイラストに従う)
  • パッドを貼る際の体表面のチェック事項
    • 「き」貴金属・・・パッドの位置から離して。ネックレスは顔のほうへ除ける。へそピアスは通常ならパッド位置から離れているのでそのまま。外せない(外しにくい)ので。(電気ショックの効果を妨げるため。やけど防止)
    • 「み」水(汗)・・・パッドが上手く付かないかも。拭いてから。
    • 「は」貼り薬・・・剥がす(電気ショックの効果を妨げるため。やけど防止)
    • 「ぺ」ペースメーカー・・・術痕があるはず。パッドを貼る際要注意(離して)
    • 「け」毛(胸毛)・・・パッドを勢いよくはがして貼りなおす(テープ脱毛の原理)、同梱のかみそりで剃る
  • 1回目のショック後、CPR(心肺蘇生)継続。パッドは貼ったまま。1回で回復することは稀なので続ける。

男女比は、ほぼ半数ずつ、若干男性多め?な感じ。
医療関係ではないのに、秋葉原での事件等に影響されたそうでフェイスシールド、ポケットマウス、ラテックス手袋、聴診器まで、普段持ち歩いているという女性がいた。
私も薬が処方箋薬っぽいものを好んで持ち歩いていたりするが、用具類はさすがに持ち歩いておりません・・。
受講記念に、ペンと Laerdal の携帯型フェイスシールドをいただいた。
消防署のほか、日本赤十字の各支部で、普通講習なら無料〜1,500円程度で、所要時間は半日〜1日で開催されていて、知って損はなく、他人の役にも立つスキルなので、お勧めです。